LINEから個別相談の申込みが来ない理由と、止まっている場所の直し方
書いた人南 貴寛(株式会社KUROZIKA 代表取締役)元消防士・救急救命士。2022年から公式LINEの構築・運用に携わり、100アカウント以上に関与。

『公式LINEで配信はしているのに、個別相談の申込みが1件も来ない』
『案内を送った日、開封はされているのに、予約の通知が鳴らない』
『予約は入ったのに、当日になって来なかった』
公式LINEで個別相談を受けている方で、こうした経験がある方も多いのではないでしょうか。
申込みが来ないと、配信の文章が悪いのではと考えがちです。けれど実際には、友だち登録から相談の当日までのどこかで、流れが切れていることがあります。
本記事では、LINEから個別相談の申込みが来ないときに止まりやすい場所と、自分のLINEでそれを確かめる方法、止まっている場所ごとの直し方を順に解説します。読み終えるころには、自分の公式LINEのどこから直せばよいかが分かります。
LINEから個別相談の申込みが来ないのはなぜ?
申込みが来ない原因は、配信の文章の上手下手より先に、友だち登録から相談の当日までの流れのどこかが切れていることです。個別相談から契約が決まる商売なら、申込みが0の月は、契約も0の月です。止まりやすい場所は、登録する理由がない、相談で何をするのかが書いていない、申込みのあとに連絡がない、全員に同じ配信を送っている、の4つです。1か所でも欠けると、人はそこで止まります。

登録する理由がない
友だちになっても受け取るものがなければ、配信を開く理由が生まれません。登録したあとの配信が開かれないので、相談の案内まで読まれません。友だち登録した人に受け取れるもの(オファー)があるかは、管理画面ですぐに確かめられます。
相談で何をするのかが書いていない
「相談してください」とだけ書いても、相手には何をする時間なのかが伝わりません。何が解決されるのかが分からないままでは、申し込む理由がありません。案内の中に、相談で何をするかと所要時間が書いてあるかを見てください。
申込みのあとに連絡がない
予約が入っても、当日までこちらから何も送らなければ、そのあいだに予定を忘れられることがあります。申込みがあっても、当日に人が来なければ、相談は始まりません。予約した人に、当日までのメッセージが届く設定になっているかが分かれ目です。
全員に同じ配信を送っている
読んだ人、ボタンを押した人、予約した人を分けていないと、次の一手が打てません。案内を読んだのに予約していない人がいても、その人にだけ別の切り口で送ることができません。1回目で反応がなかった人に向けた2回目も、送り分けられないままになります。
LINE集客の全体の流れ(友だち登録から成約後まで)を先に知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
こちら
自分のLINEがどこで止まっているかは、どう確かめる?
止まっている場所は、管理画面で4つの項目を確かめると分かります。今すぐ管理画面を開いて、次の4つを見てください。
- 友だち登録した人に、受け取れるもの(オファー)はあるか
- ステップ配信の中に、個別相談の案内があるか(あれば何通目か)
- 案内の中に「相談で何をするか」と所要時間が書いてあるか
- 予約した人に、当日までのメッセージが届く設定になっているか
「ない」と答えた場所が、今止まっている場所です。

あわせて、案内を送った人数、案内のボタンを押した人数、申し込んだ人数、当日来た人数を並べてみてください。どこで大きく減っているかを見ると、4つの確認で見つけた場所の裏付けになります。
自分のLINEのどこで止まっているかを一緒に確かめたい方は、お気軽にご相談ください。
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止まっている場所ごとに、どう直す?
直すときは、出口の個別相談に近い場所から手を付けます。先に「相談で何をするか」を決めないと、配信で何を約束すればいいかが決まらないからです。ここでは、止まっている場所ごとの直し方を、友だち登録から当日までの流れの順に紹介します。4つの場所に加えて、案内の場面で人が離れるときの直し方も入れています。

登録する理由がない:オファーを1つ用意する
友だち登録した人が「受け取ると得する」と分かるものを1つ用意します。資料、体験、プレゼントなど、形は商売によって変わります。あとで紹介する事例でも、反応のなかった公式LINEに向けてオファーを設計しています。
相談の中身が伝わっていない:何をする時間かと所要時間を書く
相談の流れを、申し込む前の人に見せられる形にします。たとえば「今の状況をお聞きする」「つまずいている原因を整理する」「次の一手を決める」のような形です。所要時間も決めて、正確に書きます。ここで書いた流れと実際の相談の流れは揃えてください。違うと当日ずれます。
案内では、1通の中で頼むことを1つだけにします。「相談してください」ではなく、「相談すると何が解決されるのか」を書きます。枠の数を書くのは、実際に枠が限られているときだけにしてください。実在しない残り枠は、信用を落とします。
案内で人が離れる:配信の順番を守り、先に聞く1通を挟む
ステップ配信は、登録した日から決まった順番で自動で届く配信です。教育の型としてよく使われる順番は次のとおりです。
- 悩みへの共感と、その先の理想の状態
- なぜ今まで成果が出なかったのかの原因
- 考え方・やり方の核心を一部だけ見せる
- ビフォー・アフターを、数字やお客様の声で見せる
- 提供するものの価値を伝える
- 申し込まない理由(時間・お金・自信など)を先に解消する
- 個別相談の案内
この順番は入れ替えないでください。いきなり7から始めると、売り込みとして受け取られやすくなります。
役に立つ話をしていた流れから、相談の案内に切り替わる場面は、一番人が離れやすい場面です。「直接あなたの状況を見る場を設けようと思うのですが、必要ですか?」のように、先に相手に聞く一通を挟む方法があります。
申込みのあとに忘れられる:当日までに4回連絡する
予約が入っても、当日に来ない方はいます。私も、個別相談の当日に、予約した方がZoomに来なかったことがあります。10分待って、こちらから連絡しました。
予約した人を当日まで連れていくための連絡が、リマインドです。送る時期の型は次のとおりです。
- 予約した直後:日時と、当日の流れの確認
- 前日:明日であることと、質問の受付
- 当日の朝:参加の案内(オンラインならURL)
- 開始の少し前:もう一度URL
URLは当日の朝と直前の2回送ります。前日だけだと、当日に探せなくなります。
2回目が打てない:タグで反応を分ける
タグは、友だち一人ひとりに付ける目印です。「案内を読んだ」「ボタンを押した」「予約した」で分けておくと、案内を読んだのに予約していない人にだけ、別の切り口の配信を送れます。
1回目で反応がなかった人に向けた2回目を、最初から用意しておきます。どの配信から申込みが来たのかも、あとから分かるようになります。
実際に、申込みが来なかった公式LINEはどう変わった?
ここでは、反応のなかった公式LINEを直した事例と、セミナーから個別相談への案内の例を紹介します。サロンの事例は、新しく友だちを集めずに、今LINEにいる人とサロンのお客様への案内から始めています。セミナーの例は、LINEでやったことを2つに絞って紹介します。

友だちを1人も増やさずに、3か月目に月100万円になったサロンと養成講座
キリのサロンと養成講座を運営する方の事例です。
始める前の状態
始める前は、次のような状態でした。
- 月によって売上が変動し、安定しない
- 公式LINEはあったが、発信しても反応がない
- 養成講座(バックエンド)につなげる流れがない
公式LINEはありましたが、反応も、講座につなげる流れもありませんでした。
行ったこと
行ったことは次のとおりです。
- 公式LINEを構築した
- 反応のなかった既存の公式LINEに、「7,500円相当の施術無料」または「キリをプレゼント」のオファーを設計し、LINEと個別相談へ誘導した
- サロンの既存のお客様に養成講座を案内し、成約した
- 講座生の声をLINEで配信し、興味を持った人が個別相談に参加した
最初の構築のあとは、すでにLINEにいる人と、サロンのお客様に向けた施策です。
条件
新規集客はしていません。友だちの数も1人も増やしていません。
結果
コンサルを始めて3か月目には、その月の売上が100万円になりました。公式LINEに着手したのは2か月目からなので、そこから数えると、期間はもっと短くなります。
それまでの配信が適切ではなかったので、オファーを入れたあとに最初の返信や予約が来たのを見たときは、「そりゃ来るよね」と思いました。
この事例で入れたのは、反応のなかった公式LINEに向けたオファーと、講座生の声です。講座生の声は、配信の順番の4番目「ビフォー・アフターを、数字やお客様の声で見せる」に当たります。
セミナーから個別相談へ最大45%
私が関わったセミナーのうち、LINEで案内と連絡をしたもので、セミナーから個別相談に進んだ割合は最大45%でした。このときLINEでやったことは、興味を引くような配信と、リマインドの2つです。
45%は契約まで進んだ人ではなく、個別相談に進んだ人の割合です。いちばん高かったときの数字で、いつも同じになるとは限りません。リマインドを送る時期は、先ほどの4回の型を参考にしてください。
※事例は個別の結果で、同じ成果をお約束するものではありません。
まとめ:申込みが来ないときは、止まっている場所から直す
LINEから個別相談の申込みが来ないときに押さえておきたい点は、次の3つです。
- 申込みが来ない原因は、配信の文章より先に、流れのどこかが切れていること
- 止まりやすい場所は、登録する理由・相談の中身・申込み後の連絡・反応による出し分けの4つ
- 管理画面で4つを確かめ、出口の個別相談に近い場所から直す
まずは今日、管理画面を開いて、4つの項目に「ある」「ない」を付けてみてください。
公式LINEの構築・運用で何を手伝ってもらえるのかを知りたい方は、下記のページをご覧ください。
こちら
株式会社KUROZIKAでは、公式LINEの設計・構築・運用(エルメ・Lステップ)を、集客から個別相談・契約までの流れづくりと一緒にお手伝いしています。私は2022年から公式LINEの構築・運用をしていて、関わったアカウントは100以上です。これまでに、次のような例があります。
- セミナーから個別相談に進んだ割合が最大45%(契約の割合ではありません)
- 友だちを1人も増やさずに、コンサルを始めて3か月目に月100万円になったサロンと養成講座
- 運用開始から約1か月で、予約16件につながった宿泊施設
※事例は個別の結果で、同じ成果をお約束するものではありません。
集客とリピートのこと、
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